2009年6月14日日曜日

天才とは芸にあらず

 家でごろごろ。

 Sungha Jungって子供の動画ばかり見る。

 アクセス数凄いのに全然知らんかった。なんてこったな子供です。芸に秀でているだけではなく、音楽を掴んでる感じがする。あの歳で。

 検索してみて。

クライマーズハイ

 クライマーズハイ

 演技見たって感じ。うまい。基本的にああいう人達が好き、顔つきもいい。男子ではなく男の顔。カットを割りまくっていろいろな部分を見せる手法なんて、成功していると思う。細部で語ってる。まるで新井秀樹の漫画みたい。それでもなんか薄い。なんでだろうな。感情の動き方がわからんところもあったし。

 現場もすごく濃厚だと想像する。それは伝わる。

 でもところどころ薄い。うーん。いや、いい映画なんだけなー。

2009年6月13日土曜日

ダークナイト

 昨日はようやくダークナイト。2回目。

 結局のところジョーカーも、ルールに縛られている。とはいえ、ジョーカーはそのことを良く知ってる感じがするから悪役として魅力的だ。

 バットマンはいくら洒落たアメリカンジョークをかましても、強靭な肉体を手にしても、ハイテク兵器を駆使しても、女とのクールなやりとりをしても、自分のことをそんなによくわかっていない感じがして幼い。バットマンが「幼い」ということに物語上の最大の問題があると思う。逆にジョーカーは自分というものを知り尽くしている。自分が一番したいことが出来ない(自分の一番したいことをしている人間はあれほど聡明になれないと思う)。なら何をするか。それが全部決まっている。悲しいくらい自分を知っていて、悲しいくらいに大人なのだ。

 そうだ、ジョーカーに悪に染められる『ダブルフェイス』。あいつが一番しょうもない。情報操作に一番ひっかかるのは、トラウマティックなことを何一つ経験していない無邪気な正義。そんなやつはジョーカーの思うつぼだ。

 映画の最後、バットマンの決断はモラトリアムからの脱却を意味するか、それともさらなるモラトリアムの混迷への突入か。個人的にはモラトリアムを有しバットマンのさらなる進化をみたい。次が楽しみ。

 映像的にはすごいカットがあるよ。病院が破壊するのをワンカットで撮ったとこ。あのときのジョーカーのバストショットはかっこいい。

もっともっともっと映画みたいし、映画の話がしたい。