2010年12月14日火曜日

文世光事件

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E4%B8%96%E5%85%89%E4%BA%8B%E4%BB%B6 (暗殺に向かう行程がドラマか映画のよう)

 父はこの人と同級生だったそうだ。革命の獅子というようなカッコイイものではなく(実際喧嘩は強かったらしいが)、お調子者だったから組織に利用されたんじゃないかなーと父の談。熱い時代だったから、こういう人をはやし立てた周りの人もいたんでしょうね。文世光は祭り上げられ、暗殺に失敗して、組織に守られることなく死刑になった。革命の中で想像できる悲劇の中で最も典型的な例でしょう。こんな例、太古の昔から山のようにあったんじゃないかと思うような。

 革命というのは何も遠い過去の話ではなく、今ロンドンが学費の値上げで、暴動が起こってるとのこと。写真で見たがかなり凄い。ロンドンバーニング。さすがパンクスを生んだ街。そんな中でも巻き込まれてるだけのやつとか、調子のってるだけのやつとかいるんでしょうね。しかもだいたいそういう奴に悲劇が降り掛かる。
 
 じゃあ想像力の翼を広げ、現代日本で文世光のようなやつがいたらと考えてみる。やっぱり救いのない話になるでしょうね。物語として、こういう救いのない話って興味があります。

 まぁ辛気くさいことばかり綴るのもなんなんで。

 

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