2009年11月26日木曜日

おもしろい血筋

 アメリカでは、この時期、クリスマスのチキンになる予定の多数のにわとりの中から、二羽だけおりから出す「恩赦」を行なうそうだ。で、その二羽はディズニーのクリスマスパレードの先導になるそうです。

 物語のない国でやりそうなことですな。

 今年の春、アメリカ行こうと思ってます。親戚がいるんです。うちの母親のオネェさんの子供(といっても30歳)なのですが、韓国の大手メーカーの現代自動車(日本でいうところのトヨタ?)に就職し、カルフォルニアに赴任し、もうすこしで今度はイギリスに行くそうです。イギリスに行く前にカルフォルニアに遊びにいこうと思ってます。にしても同じ血をひいているとは思えないグローバルさです。
 
 我が血筋は完全に二つに分断されていて、母親方の一族は基本的に韓国にいてエリートです(医者だったり、ソニーに就職してたり)。日本にいる父親方の一族は大阪の半径50km以内にいてノンエリートです(母親は最近40代の親戚に2千円貸して欲しいといわれたそうです、す笑)

 まだまだこの一族を楽しめそうっす。

2009年11月24日火曜日

変更


レイアウトも題名も変えました。

変わらなきゃも変わらなきゃ。

このブログだれがみてるかようわかりませんが、たまに反響あるので、これからもやります。あ、ドキュメンタリーのメルマガに登録したりもしました。

話は変わり、

宮崎駿のメッセージ

海に棲むさかなの子ポニョが、人間の宗介と一緒に生きたいと我儘をつらぬき通す物語。
同時に、5歳の宗介が約束を守りぬく物語でもある。
アンデルセンの「人魚姫」を今日の日本に舞台を移し、
キリスト教色を払拭して、幼い子供達の愛と冒険を描く。
海辺の小さな町と崖の上の一軒家。
少ない登場人物。
いきもののような海。
魔法が平然と姿を現す世界。
誰もが意識下深くに持つ内なる海と、波立つ外なる海洋が通じあう。
そのために、空間をデフォルメし、絵柄を大胆にデフォルメして、
海を背景ではなく主要な登場人物としてアニメートする。
少年と少女、愛と責任、海と生命、これ等初源に属するものをためらわずに描いて、
神経症と不安の時代に立ち向かおうというものである。

明日ポニョ借ります!!劇場でみたけどいまこそ二回目だ!!

2009年11月23日月曜日

ホワイトストライプス



ホワイトストライプスめっちゃいい。

こちらから。

イングロリアスバスターズ



 昨日はタランティーノ監督のイングロリアスバスターズ見ました。地獄のアメリカ映画です。あと1コマ延ばせば叙情的になりそうところは全部編集でカット。サスペンスとB級の連続。僕は見終わったあと、やせてんちゃうかってくらい疲れました。タランティーノは凄いところにいったもんだ。ブラボー。

もう雑多に印象に残った場面を忘れないうちに書く。

シーン1全部(密室劇でここまでの緊張感)

SSの演技(もう、なんなんだこいつはってくらいすごい演技)

謎のスローモーション(どこでスローモーション使うねんと思うところでスローモーション)

映画館でメイクして会場に行くヒロインをワンカットで追うカメラワーク

映画館での会話シーンでのぐるぐる回る謎のカメラワーク

SSとヒロインが会話するシーンのインサート

えっそうなんの!的なプロットの妙(無茶な感じ)

バスターズとSSの映画館での会話(おもしろい、これぞタランティーノ)

とまぁだらだら書いたけど、なによりも・・・

 写真の女優が凄い美しく撮られてる!態度、容姿、顔全部好き。女優のポスター欲しい。部屋に飾りたい。

 ああほんまこの女優よかった。

2009年11月18日水曜日

映画

映画俺たちに明日はないっすを見る。すっごい好き。
今年見た邦画で一番好き。映画はこうでないと。

2009年11月17日火曜日

エロメンタリー

ああ、いろいろ思考が!となり、文庫本「こんな日本でよかったね」を買う。

吉野家で少し読む。ほっとする(思考が整理される)。

 今日学生とドキュメンタリーについて話をする。彼らに不義理をしたのが本当に申し訳なく思う。それはまた何かの機会で解消出来れば。今日話した中の一人は明日ドキュメンタリーを撮影するそうだ。手がかりになるようなことを一生懸命話した。まだぜーんぜん学生にくれてやる強い言葉などもたないが、ただあやふやで頼りないけど、「何かを語ってくれた」という漠然とした感想は抱いてくれた気がする。ここで終わりじゃなくもっと伝えてみたい。

 話はかわり、とあるエロサイトの話。信じられん位エロい動画を扱ってるんだけど、管理人のエロに関する柔らかさや愛情が半端なく、動画を紹介する文章がさわやかでダークさが感じられない。ストレートな気持ちはエロ動画を扱っていても全くもって健全ですね。

2009年11月16日月曜日

チェスメンタリー

この前チェスをした。勝った。

相手の攻撃をさらりとかわしながら、じわじわとチェックメイトに向けても行動していた。

話は代わり

 佐藤真のドキュメンタリーの修辞学を読む。2回目。ドキュメンタリーをこんな風に実学と美学に基づいて考察出来た人は絶対佐藤さんただ一人だと思う。佐藤さんの作品と共に「ドキュメンタリーの修辞学」はドキュメンタリー考察の第一の書として評価されるべきだと思う。ドキュメンタリーとは「かくあるべし」的なものと抗い、かくあるべしの隙間からこぼれ落ちる美的価値を発見した、僕にとってはおお!と思う楽しい本です。

 ただ、ドキュメンタリーの使命は世界を批判的に見ること、というのは嫌だ。批判的なんて嫌だ嫌だ、と思う。世界を批判的に見ないことを使命にしたドキュメンタリーは作れないだろうか。そんなことを考えながら、今夜も地デジ。

2009年11月14日土曜日

ビリヤード

ビリヤードいったけど、信じられないくらい出来なかった。悔しすぎた。この悔しさを味あわせてくれたビリヤードに感謝したいぐらいです。

話題は代わり。

 漱石の『こころ』を読むと、人の心に印象与えるのは、大げさな心理や、借りてきた真理ではなく、ささやかでも自分が実感し体得した感情なのだなーと思う。その感情は共有するのに自分のハードルを超えないと行けない。世間の常識や通り一遍等の倫理じゃ通用しないからだ。やっかいだ。でもそういうもんだ。
「こころ」でも主人公の一人である先生は自分を語る事をとてもとても躊躇されていた。結果悲劇が待っている。自我の自由の代わりに人は寂しさを心に抱えるようになった。国民的近代文学の主題はいまだ、21世紀だってこの世の中心に居座り、それを逃れることなどできない。

 しるか、ぼけ。あービリヤード悔しい。地デジ見よ。アナウンサーの肌が綺麗。

2009年11月12日木曜日

テレビ

 洋楽ではホワイトストライプス。邦楽では広島出身、ガール椿。

 青春の音楽として、ガール椿には銀杏ボーイズに引導渡せるくらいの素晴らしさがあると思います。ブログ読んだけど、将棋好きで、プロ野球好きみたいです。共感しますね。

 http://www.myspace.com/girlydial0017

 最近のマスコミ報道は気持ちが悪い。どう気持ちが悪いかというと、人の欲望のダークサイドをついてるのに自覚がないところです。せめて確信犯であってくれよと思う。自覚のない悪意ほどタチの悪いものはない。ちなみに言うと、自覚のない善意も好きじゃないですよ。

 テレビ買いました。小さいけどデジタル放送。これでおもしろい番組いっぱい見れる。やったー。テレビ好き。

2009年11月7日土曜日

告知

告知

11月10日 
16:30〜
サティシュクマールさんという方が、京都精華大学で講演会をします。チラシデザインをした縁で告知します。http://info.kyoto-seika.ac.jp/event/lecture/2009/2009.php 日本ではあまり知られていない人らしいですが、世界ではダライラマ並の知名度を誇る人だそうです。

11月10日 
18:00〜
精華大学明窓館104という教室で、1回生が中心になって組んだイベントがあります。映像を提供した縁で告知します。奄美島唄の歌い手さんマキオカナミさんや、タイ人の民族音楽の方がいらっしゃいます。

11月15日
13:00〜
15:00〜
かすみ荘劇団という劇団が公演をします。http://www.namura.cc/sidechamber.html
場所はあの名村造船状跡地です。関西の先鋭的なイベントが集合する場所で、かすみ荘劇団という劇がどんな感じになるのか。想像もつきません、カオスです。この劇団は映像を撮らしてもらってます。次の日のイベントrovoて。


20091115: かすみ荘劇団『二分咲ノ奇跡』
General , PLAY , SIDE CHAMBER
かすみ荘劇団『二分咲ノ奇跡』

■日時 2009年11月15日(日)
      1回目公演/12:00、2回目公演15:00
■会場 SIDE CHAMBER
■料金  【前売】1,000円 【当日】 1,500円
■お問合せ
TEL:0721-56-3123
kasumisougekidan@yahoo.co.jp
 
◆作 伊佐美康成/演出 日比初子(劇団つつじ満開座)
障がいのある人もない人も共に演じるかすみ荘劇団 新たな舞台(ステージ)へ!

質問や興味がありましたら、連絡してください。

にしても今日の日本シリーズは燃えた。

コミュニケーション

 少し長い。

 この前実家に帰ったとき、おばあちゃんが骨折しというので見舞い。うちのばあちゃんは快活な人でとにかく、体を動かさないとどうにかなっちゃう人なのです。それで、夜、老人ホームで徘徊していたときに、誤って階段から落ちて、骨折。

 まぁよくあるんですよ、痴ほうの老人には。で、見舞いにいくと、両足骨折してるのに、動きたくて仕様がないご様子。起き上がらせろとせがむので、「いや、それは無理なんだ」というと、いらいらしてもう言葉になりません。鬼気迫るくらいに、「起き上がりたい」という意思を示してきます。まぁこっちもだからといって起き上がらせるわけにはいかないので、なんの反応も示さないでいると、しまいには叩かれるしまつ。

 まぁ叩かれても、無理なもんは無理なので、へらへらして、「やめろよ〜」なんつってると、もう帰れとジェスチャーで示されました。ばあちゃんは自分の意思を通すのに、道徳とか常識とか医学はもはや関係ないのです。関係あるサイド(つまり僕)はその態度におろおろ。おろおろした僕は折角訪ねて行ったのに、ばあちゃんとうまくコミュニケーションできなかった。

 僕の場合は、おばあちゃんに限らず、うまくコミュニケーション出来ないときは、自分を上手に表現できなかったときですね。相手がどうのこうのじゃない。相手のアクションに関して、自分の心を如何にオープンにするか。出来ないと、出来ない事を後から反復してしまうのです。つまりくよくよしちゃう。素朴な人を見ると、「なんて素朴なリアクションなんだ!」と驚嘆することがあります。相手に折り合いなど付けずとも、素直に自分を出せるような人になりたいもんですな。

 don't think twise , it's all right.などとボブディランも言っています。

 島唄の歌い手マキオカナミさん聞いてます。島唄とバイオリンの相性がいいです。

2009年11月2日月曜日

戦争と死刑と学祭1日目

 一昨日の夜。精華の教員である池田先生の「戦争と死刑」という小冊子を読む。僕は池田先生と「戦争と鬱」について話をしてみたいと思った。戦争を回避するにはある種の鬱状態を民衆や社会に要求してしまうと思うから。もう少し書くと、この鬱状態を乗り越えるにはどうしても「お金」と「成熟」が必要だと思うのだが。そんなもんない国もたくさんあるし、ない人もいっぱいいる。若干脈絡がないようであるんだけど、とある氏のブログで「馬鹿じゃなきゃ損です。馬鹿を相手にするのも損ですけど。難しいところです全く」と書かれていて、激しく同意した。

 で昨日は学園祭1日目。雨の中、学生よりも楽しもうと目標を立てる。

 河内屋菊水丸を見る。菊水丸さんは地元の宝だ。雨じゃなかったらみんなもっと盛り上がってただろうな。そしてザゼンボーイズ見る。バンドサウンドよりも、ディスコティックで邪悪な感じの後半が良かった。その後ECDも見る。ラップも佇まいもかっこよかった。阪神大好きNちゃんが所属するバンドも見る。ガチガチのハードコアでよかった。音楽をたくさん見て、自分もバンドしたくてたまらなくなった。

そんなところでございます。