2008年7月24日木曜日

虫さされ

 足首ばかりが虫に食われる。

 アホ足首。アホクビ。

 もうね、虫よ、体でかいんやからもっとちらして血をすったりしろ。なんで足首集中やねん。

 

2008年7月21日月曜日

ニッキ

 今日は電車で金髪の30代くらいの男性が、「殺人事件がわかる本」というコンビニなどで500円で売っている極悪な本を読んでいました。

 極悪や!と思い車両を離れました。

 でも、まぁ極悪な本読んでるやつがほんまに極悪なら、探偵推理小説なんて生まれないわけです。だから僕のその行動は単なる杞憂です。極悪っぽい雰囲気をかもし出すやつよりさらっとしたやつがアブナイ。しかしながら、極悪な本読んでるやつがほんまは極悪じゃなくて、すましているイケメンが実は犯人ってのも、なんか出来の悪い推理小説って感じもします。
 ヤンキーが俺小説読んでんっていうから、ほうと思い読んでみたら、こんなん小4で読んだわって思わず言っちゃいそうなミステリー小説。そういう犯人像が「すましているイケメン」です(ああなんやコナンやん)

 世の中ってのは複雑です。コナンのようには問屋は卸しません。裏の裏をかいてくる。つまり極悪っぽいひとはやはり極悪。だから僕が車両を離れるのはやっぱお大正解なんです!(ちなみに裏の裏は金田一少年の事件簿でよく使う手です)

 ていうかお前はよく見た目で判断するなっていってるじゃないか!と怒られそうです。誰に。なーんとなく存在しがちなもう一人の自分に。まぁでもぼかぁやさしいから、その人はただの見た目怖い人であればいいなぁとも同時に思いました。

 明日早いのに、何を書いてるんだ。5時半起きだろ。起きているにしてもこんなことを書くのは150番目くらいでいいはずなのに、3番目くらいにしてる。

 人生だから、ままならない。

おやすみなさい。

2008年7月16日水曜日

「猫が鳴くから」続き

シーン4

寝室で寝ているちえと太郎

太郎 「ねぇちえ、俺って冷たい人間だと思う?」
ちえ 「思わないわよ、ただ少しややこしいかもね」
太郎 「そんなことないと思うけど」

シーン5

深夜、残業をしている太郎のもとに後輩が来る。会社には太郎一人。

太郎の後輩 「母が亡くなりました。報告書を作成していたので死に目にあえませんでした」
太郎 「仕事以外の話はやめてくれ。この書類の作成期限はあと1時間後なんだ」
太郎の後輩 「会社を辞めます」
太郎 「そうか、課長には言ったのか」
太郎の後輩 「はい」

太郎はその間もずっとパソコンを見て、手を動かしてる。

太郎の後輩 「(小声で)あなたのせいだ」
太郎 「ん、なんて?」

太郎の後輩は太郎を殴り、去る。
殴られながら後輩の去る姿をボーゼンと眺める。殴られて手をついたのが太郎が使用していたPCの上。衝撃で今まで作成したデータが消えていた。苛立ち、後輩を追いかける。

太郎 「な、なんで俺が殴られなきゃいけねーんだよ!」

廊下を歩く後輩に向かって、飛び蹴りをかます。派手に吹っ飛ぶ後輩。怒って殴り掛かってくるが、足払いで逆に転す。

太郎 「お前が悪いんじゃねぇか、馬鹿やろう!」

後輩はしくしく泣いている。

後輩 「あんたさえ居なけりゃ、母のそばにいれたんだ、たかが仕事で、俺は、俺は・・・」
太郎 「お前一生仕事すんな。そのたかがが出来ないからそうなったんじゃねぇか」
後輩 「うるさい!正論なんて聞きたくないんだ!母の死に目に合えなかった事実は何もかわらないじゃないか!」
太郎 「滅茶苦茶だって」
後輩 「滅茶苦茶でも、なんでも母のそばに居たかった、居たかった」
太郎 「・・・」

シーン6

帰り道。
公園で一人酒を飲む、肴はちくわ


猫 「にゃー(ちくわちょうだい)」
太郎 「なんだよ、俺が間違ってるってのか(勘違い)」

そこにホームレスが来る。

ホームレス 「200円くれないか」
太郎 「・・・」

ホームレスは太郎の周りをうろうろする。

太郎 「俺さ、大変なんだよ、いろいろと。お前に構っている暇ないんだ」
ホームレス 「俺も大変だよ」
太郎 「ふざけんじゃねえ」
ホームレス 「俺の方が大変だ!」
太郎 「俺だ!」
ホームレス 「俺!」

猫は自分を指して(俺の方が大変だ、えさ探すのどれだけしんどいか)

太郎 「はぁ、もういいや。俺は徹底的に情けをかけないことに決めた。消えてくれないか」
ホームレス 「社会も、お前も、俺を見捨てるのか」
太郎 「どいつもこいつも、自己責任だろ!」

後輩に殴られた傷がうずく。

ホームレス 「ちぇっ、その言葉にゃかなわねぇよ」

ホームレスは去ろうとする。
太郎は後ろ姿を眺める、そこに猫がすり寄る。

太郎 「なんだよ、猫」
猫 「ニャー(ちくわくれ)」
太郎 「だからなんだよ」
猫 「(さっきより大きな声で)ニャー(ちくわくれ!)」

太郎は猫の目を見て、すぐにホームレスを追いかける。

太郎 「・・・おい」
ホームレス 「なんだ」
太郎 「あげるよ、200円くらい」
ホームレス 「・・・ありがとう、でもなんで・・・」
太郎 「しらねぇよ、猫がなんかそうしろって言ってる気がしたから(実際はちくわくれ!と言っている)、それだけだよ」

ホームレスはぼーっと太郎を見る。

太郎 「何してんだ、早く帰れよ」

ホームレスは帰ろうとするが、振りかえって。

ホームレス 「お前、ややこしいな、でもややこしいやつは嫌いじゃないよ」
太郎 「ふざけんな、お前なんかに好かれたくない、もっとちゃんとしやがれ、しっし!」
ホームレス 「ほんとにありがとな」

ホームレスは一礼して去る。

太郎 「ていうか猫お前こっち見すぎだよ」
猫 「にゃー(何回も言わせるな、ちくわくれ!)」
太郎 「まだなんかあんのかよ」
猫 「にゃー(いや、ちくわ、ちくわだって)」

太郎は猫の目を見て、携帯電話を取り出す。
すこしだけ、躊躇して電話をする

太郎 「・・・もしもし、い、今大丈夫か?」
後輩 「はい、何か」
太郎 「あ、あのさ、実はさっき一言だけ言い忘れたんだ」
後輩 「なんですか」
太郎 「は、母親の死に目に合えないのは残念だったなって、いや、俺も母親のこと大事に思ってるから、死に目に合えないってのはつらいだろうなって、その気持ちはわかるからさ」
後輩 「・・・わかりませんよ、先輩には」
太郎 「わかるって」
後輩 「そのことで先輩と分かり合う気は僕にはありませんから・・・(くすっと笑う)」
太郎 「何笑ってんだよ」
後輩 「いや、実は電話びっくりしたんです。まさかかかってくるとは思わなかったから、なんかあまりにあり得ないタイミングで面白くて、自分でも笑うなんて変ですけど」
太郎 「ふざけんてんのか」
後輩 「いや、違うんです。本当に・・・、すいません、うまく言えそうにありません」
太郎 「電話したのは、猫がなくから、それだけだよ、もう切るわ、これ以上しゃべると余計なことは言っちゃいそうだ」

太郎はそそくさと電話を切り、深呼吸。
猫は太郎のほうをまだ見ている。

太郎 「おいおい、もうおわりだろ?」
猫 「にゃ、にゃにゃ!!!!(ちくわよこせー、こっちは何ひとつ終わってねーよ!)」

猫は飛びかかりちくわを奪う。
太郎はびっくりしてベンチから転げ落ちる。
猫は「してやったり顔」でちくわを食べる。

太郎 「なんだよ、ちくわか、さっきからそれがほしかっただけか。ははは」

太郎は笑い転げる。

猫 「にゃあ?(この人間はえさとられてんのになんで笑ってんだ?)」

数日後

シーン7

ソファで猫をなでているちえ。
猫はちくわを食べている。

猫 「にゃーん」(女はすぐちくわをくれるから好きだ)

猫はちえに甘える。

猫 「にゃーん、にゃーん」(好き、好き)
太郎 「ただいま」
ちえ 「このこ本当にいい猫ね、愛嬌があるわ、鳴き声もかわいいし。」
太郎 「俺は嫌い、こいつは裏があるんだ」
ちえ 「ははは、何いってるの、あなたが拾ってきたんじゃない、やっぱりややこしい人ね」
                                             
エンド

2008年7月13日日曜日

「猫が鳴くから」

「猫が鳴くから」

太郎
ちえ
太郎の後輩
課長





二人は同じベッドで寝ている。

ちえ 「ねぇ、あなた昨日ね、私ホームレスにお金せびられちゃった」
太郎 「で、どうしたの」
ちえ 「あげたよ、200円」
太郎 「げー、偽善者だ、ちえがそんなことしても根本の解決にはならないよ」

太郎は軽く笑いながら言う

ちえ 「あら、私は困っていたからあげただけよ。幸い私は200円くらいのお金は出せる経済状況だし」

ちえは少し口調を強めて言う。

太郎 「その論法で行くと、困っていて、君を頼りにする人全員になんらかの施しをしなくちゃいけなくなるよ。それは出来ないだろ」
ちえ 「出来ることは出来るし、出来ないことは出来ない、それじゃ駄目?」
太郎 「そういう感覚的な判断をその都度行うのは大変だよ。誰でも出来ることじゃな い。だから自分の中のルールを決めるんだ。僕はそういうことが起こってもお金をあげない。これだけ世界でたくさんの問題が起こっているんだ。全部に関心を持って、全部になんらかの行動をすれば、経済的にも、精神的にも破綻しちゃうよ」

太郎はちえとは反対のほうに寝返りをうつ。

太郎 「僕って冷たい人かな」
ちえ 「そうじゃないってことは私がよく知ってる。もう寝ましょ。おやすみ」

ちえは電灯をけし、部屋は真っ暗になる。

シーン2

会社で、上司にくどくど起こられる太郎。

シーン3

太郎の後輩 「すいません、あれ、俺のミスなのに。先輩困らせちゃって」
太郎 「しょうがない」

太郎は後輩にコーヒーを買ってあげる。

太郎 「こんなことで会社辞めんなよ。他行っても大変なだけだから」
太郎の後輩 「あのー、昨日、母が熱出して倒れちゃって、母子家庭だから、母の面倒は僕が見なくちゃいけなくて、それで・・・言いにくいんですけど、代わりに報告書やってもらっていいですか・・・」

太郎は怖い目で後輩をにらむ。

太郎 「おいおい、ふざけるな!」

太郎の後輩 「お願いします」

ふかぶかと頭を下げる後輩

太郎 「冷静に言おうか。俺は俺の責任を超えて、お前をかばった。それは俺のお前に対するやさしさだ。お前はそのやさしさにどこまでもつけこもうとしているんだ。間違ったことを言ってるか?」

それでもふかぶかと頭を下げる後輩
少し考え込むが、後輩を無視して去ってしまう太郎。

続く・・・

ニッキ

家でしなくちゃいけん雑務をこなし、シナリオかき、土日が消える。

クーラーをよく使う。軽く風邪をひく。

引きこもる感じが嫌で一人市民プールに行き500円で300メートルきっちり泳ぐ。クロール、背泳、平泳ぎを試す。平泳ぎが好き。プールから出て水をがぶ飲み。う、うまい。

帰り、空が綺麗で綺麗で、これはライジングサンの空じゃねぇか!!と思う。行けない今年の予定を返上しようかと本気で考える。なんいせよ疲れアンドようわからん充実感で満たされる。いいことだ。

犬の足の調子が少しおかしいと妹に言われ、今朝散歩に行ったときを思い返す。思い当たる節あり。歩けるのは歩けるけど。明日妹が病院に連れて行くとのこと。ねんざくらいだったらいいな。

なんてことない日々、だ。そういえばこんな感覚8歳ぐらいの時から知ってる。