2009年3月21日土曜日

3月22日!

 ノーカントリー、ダークナイト、ゼアウィルビーブラッドは全部楽しかったけど、やっぱりノーカントリーが凄いと思う。何を説明して、何を説明しないかのルールがわからん。のに引き込まれる。藤井さんの評価はさんざんでしたね。もう一回見ないとわからんけど。

 妹が日用品いろいろ買ってくれました。サプライズです。優しい妹に感謝です。恩返し出来るだろうか。母は母でここぞといわんばかりに心配してきました。心地よい心配をさせるのも親孝行です。間違ってるかもしれませんがそういうふうに育ちました。近くにはいてやれないが、だからこそ出来ることも増やしてあげたいですね。難しいけどね。

 にしてもテレビがないの痛い。最初はネットにもつながらないし。




 

  

 

2009年3月20日金曜日

3月19日!

 京都に一人暮らしします。

 あさってです。

 めちゃめちゃ不安です。怖いっす。どうなるんだ。幽霊でませんように、火事やりませんように、仕事におくれませんように、隣人がいい人でありますように、お金がうまく回りますように・・・。いや、本当に家にも街にも守られてたんだなーと思います。守ってもいたしなー。最近一人暮らしした友人は、初日寂しくて泣いたそうです。俺も泣くかもな。考えるだけで引っ越し準備が手につかない。なんかふにゃふにゃしてしまいyoutubeで見た皆藤愛子をぼんやりスケッチしたりする。親父が心配なんだよな。しゃべる相手いなくなって大丈夫かな。すぐになれてくれよ、俺も家族も。妹よ、ちゃんとバランスとってやんだぞ。

 ふー。年とってからの一人暮らしはそれなりに大変だな。

2009年3月18日水曜日

3月18日!

 藤井仁子さんという映画研究家を知り、ブログばっか見てます。本も読んでます。アメリカ映画好き。京大出身。自分のことおっさんと言う。アメリカ映画好きはアクションの合理性、非合理性を追求します。たぶん。運動ですね。だから狙い過ぎの画面の構図とか、しゃら臭いと思うんですね。たぶん。その構図はなんの運動に回収されるんだと。なんの欲望に回収されるんだと。お前のマスターベーションだろと。おおやってみろ、構図狙ってみろ、ほとんどクソみたいな映画になるぞと思ってるんです。たぶん。

 音楽と映画の分析の違いが、おもしろくてしょうがないんすよ。最近。音楽は数学的分析が可能なんすよね。ものすごく記号化出来る。記号同士の関係性を非常に細かく追っていける。では映画はどうか、映画なかなか記号化できない。例えばシーン1をG7、シーン2をFとか言えないわけです。

じゃあどうするか。

 全体を俯瞰し、映画におけるこの猫は、精神分析学的に〜の象徴であるとか、この映画において描かれなかった「何か」こそ〜とか言う。現代思想とか、フロイトとか持ち出す。
 また、アメリカ映画の批評家連中は、グリフィス(アメリカ映画の父)から研究されてきた、アクションのすぐれた映画的効果に言及するわけです。階段の昇り方がすごく映画的だとかね。よくぞ、ここで椅子に座らせたとか。常人には理解不可能なんやけど、すごい映画いっぱい見てる人は本当にそういう目で映画を見るんです。この目の正しさは歴史が証明しているといった感じ。この表現は映画史的に正しいという言い方。藤井さんのブログはそういう「目」がたくさんあり勉強になる、同時にちょっと大変でもある。
 あとは物理的な技術の革新から攻める。このときにこの機材が開発されたかた、この表現が可能になったとか。この照明はレンブラントの影響化にあるとか。

 こういった批評軸を(一概に言うけど、研究には当然時間も才能も全部必要)混ぜ合わせ、映画は分析される。

 ・・・

 いや、うん。素晴らしい。でも、実学と感覚と分析学をもっともっと混ぜこぜに出来んもんかなーと思うんですね。音楽のように。音楽はベース腰にくる!とか四つうち踊れる!とかわかりやすいからなー。そこからの亜流も耳にすればわかるもんな。映画は難しい。同じ脚本を撮ってもらいたい。イーストウッドと黒沢清と普通の大学生に。それで出来上がったものを見て、いろいろ言う。そういうのが出来たらわかりやすくて最高なんやけどな。

 卒論で失敗したなーと思うのは、総論的なもんに逃げて、作品の細かい分析を怠ったことです。実学にのっとって1つの作品を取り上げて細かくやればよかった。

 ・・・

 ちなみに作品作るときに批評軸は無意識化におしこめます。作品は野蛮であるこだけが使命だと最近は思ってます。

例によってうまいこといえてない。
藤井さんのブログです。http://mgccinema.exblog.jp/

 ちなみに2008年度最強の3本(ノーカントリー、ダークナイト、ゼアウィルビーブラッド)に対しての批評がほんとおもしろいです。筋金入りだわ。僕は全然違う意見。

2009年3月15日日曜日

3月15日

 宇多田ヒカル『HeartStation』を聞きながら書いてます。名盤。耳障りがとてもとても気持ちいい。

 そういえばutada名義のアルバムも少し視聴した。バツグンだった。90年代にマライヤキャリーのベストとか聞いてた人間からしたらもう、泣かせる泣かせる。

 昨日は試写会。ようやくここまで。そしてここからがまた長い。

 その後、スタッフの後輩と酒を飲む。某駅近くの焼き鳥一番。長渕剛と北斗の拳のポスターが壁一面の張られている。それなのに(それだから)非常に落ち着いて飲める。ふとスタッフ全員誘えばよかったとも思う。

話変わって。
 
 最近、空気読め派と、空気読むなんてバカなことすんな派っているよね。そんなもんどっちも同じ穴のむじなじゃねぇかと思う。なんでもいいが肉食おう、肉。野菜スティック付きで。

2009年3月14日土曜日

3月14日!

 菊地成孔が好きなんで、最近文庫で出た、菊地さんの東大での講義録をまとめた東京大学のアルバートアイラー読んでます。ジャズ史の講義です。
 
 ジャズ史に限らずなんでも通史ってのはおもしろいなーと思います。狭ければ狭いほど面白い気がする。

まずは歴史の浅いものをあえて。
午後の紅茶史、宮﨑あおい史、任天堂DS史、ブックオフ史、テレビ東京史。

 なんとなく興味のあるものをあげたけど、これだけでも、研究には大変な年月がかかりそう。いろいろ資料もありそうだし。美学的、経済的、社会的関連からいかようにも研究できますね。いや、それぞれの関連でいろいろ膨大に研究はもうされてるから、研究ではなく歴史を編纂する。細かく通史を作るってことに専念する。

 読みたい。特に午後の紅茶史。

2009年3月10日火曜日

3月10日!

 なんで俺は今更9mmなんだ。ヴァンパイヤ聞きまくっている。感傷が吹き飛ぶおもろさ、テンション。なにより手数の多いドラムよ。高校時代の友人に教えてあげたい、(Xの)ヨシキイズムの後継者がお前以外にもいるぞと。

Hide and Seekという曲の歌詞かっこいいので全文掲載
ゾンビ映画みたいだ!

無駄話はすぐやめて
心の準備をするんだ
この街は今にも
戦場に変わるぜ

時間が時間が
時間が足りないよ
間に合わないぜ

(謎の咆哮)

急げよ
この街は今にも
戦場に変わるぜ
この街は今にも
戦場になる

(謎の咆哮と共に)
希望の灯に見とれるなよ
希望の灯に見とれるなよ
希望の灯に見つかるなよ
かくれんぼが始まる

2009年3月9日月曜日

3月9日!

 レミオロメン日

 NNNドキュメント09

 貧乏と教育です。見て感じたことをいくつか。

 すごく嫌なのは社会的な制度の問題ではなく、貧乏、それにまつわる様々なことで早いうちに自己が抑圧されること。抑圧された自己は様々な楽しみを奪う、気がする。

 音楽や絵画を美しいと感じることや、知識を得る事で世界が裏返ったように見えることの楽しさや、悪口を言うことや、おいしいものを食べようとすることなど、そんなふうな官能を自分の脳に与えることを罪悪のように感じてしまう、気がする。そうなると抑圧のデフレスパイラルが起こる、気がする。

 社会がどう変わろうと、貧乏による自己の抑圧は避けることが出来ない。それに抑圧が完全悪なわけでもない。ただ貧乏の方に自己責任を求められて、悔しいのはわかるが、もし変える必要があるなら、変えるのは自分自身なんだと思う。それは貧乏に限ったことでもなけりゃ、他人ごとではないけど。(本当は「変える」なんてわけわからん能動的なことすら俺はないならないほうがいいと思うけどね)

 誰であろうと折角の乱世なんだし、優雅に楽しみましょう。

2009年3月6日金曜日

3月6日!

 9mm、ラッドウィンプス、どちらも10代に絶大な支持のある若い日本のバンドです。聞いてなかった。どっちも驚くほどかっこよかった。

 未来明るいと確信しました。

2009年3月4日水曜日

3月4日!

 久々に民団新聞読む。我が家は知り合いに民団関係のかたがいるのでとっているのです。読んで、駄目だ、民団に喝!と大沢親分的な気分になる。韓半島とか言うな。民団さん、主義思想的にグレーゾーンにいる人も読んでますよ。その人達にも伝える努力をしなくちゃ。自分たちが気持ちのいいところに甘んじていてはグレーソーンには届かない。気持ちいいだけじゃないか、あなた自身が。

在日問題を考える上で僕が指標になっているのはお二人。

姜信子
鷺沢萌

本好きは是非読んでみて下さい。鷺沢さんは割とあるけど、姜さんは少ないなー。鷺沢さんは葉桜の日ってのが一番好き。気持ち良さを拒絶した人間の戦いがありますよ。

 古本屋で買ったMdN(4冊)読んだり実践したり。MdNが105円で変える時代。本当は1500円くらいするデザインの技術誌。これはインテリ業界に革命が起こるくらいの値段やと思う。

 デザインとドキュメンタリーが混在している雑誌は写真家の若木信吾さんがやっているyoung tree press。文章たまらん。こういうのを映像でやってみたい。

 ブックディレクター(?)幅孝弘さんの情熱大陸見る。月曜日元気に出勤出来る3冊に少年ジャンプを選んでいた。間違いない。そうそうテニスの王子様がジャンプスクエアでまた始まった。

 頑張るぞー!

2009年3月3日火曜日

3月3日!

 物理学では重力とは非常に弱い力だと考えられています。電磁力や磁力のほうが重力をよりも強い。では重力がなぜここまで我々を(文字通り)引きつけるか。それは宇宙物理学の難問で、この謎を解こうと現代の物理学者達は日夜様々な実験を繰り返しています。

 僕には理由がわかってるんです。

 何故か?

 当然いいません。

 髭聞いてます。頑張るぞー!