2009年11月16日月曜日

チェスメンタリー

この前チェスをした。勝った。

相手の攻撃をさらりとかわしながら、じわじわとチェックメイトに向けても行動していた。

話は代わり

 佐藤真のドキュメンタリーの修辞学を読む。2回目。ドキュメンタリーをこんな風に実学と美学に基づいて考察出来た人は絶対佐藤さんただ一人だと思う。佐藤さんの作品と共に「ドキュメンタリーの修辞学」はドキュメンタリー考察の第一の書として評価されるべきだと思う。ドキュメンタリーとは「かくあるべし」的なものと抗い、かくあるべしの隙間からこぼれ落ちる美的価値を発見した、僕にとってはおお!と思う楽しい本です。

 ただ、ドキュメンタリーの使命は世界を批判的に見ること、というのは嫌だ。批判的なんて嫌だ嫌だ、と思う。世界を批判的に見ないことを使命にしたドキュメンタリーは作れないだろうか。そんなことを考えながら、今夜も地デジ。

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