2010年8月23日月曜日

感想

板尾創路の脱獄王 板尾創路

アングラ映画。石井輝男とかの世界なのではないでしょうか。うまい演出と言われてますが、そなんことよりも、吉本芸人がアングラ映画ど真ん中を作ったことのほうに衝撃を感じてもいいのでは? 脱獄王かっこよかったな。

マイマイ新子と千年の魔法 片渕須直

傑作。気持ちいい。動く絵の魅力とか、カメラの構図とか、声優の方言とか、音楽のスキャットとか。全部気持ちいい。明日の約束をしなくなった大人こそみるべき作品。真面目は強いんだと思わせてくれる。想う力は道徳を超える。それが悲劇にもエロスにも喜劇にもなる。今回は生きる力になった。これが物語の力。やっぱ触覚とか味覚とか嗅覚とか大事やな、ほんまに。今書きながら2回目みてる。

告白 中島信也

ちょっと前に見た映画ですが、評してなかったので書きます。実験的で暴力的でかっこいい映画ではあった。それこそ敬愛するキューブリックに迫らんとする映像。でも僕は、この「告白」に初見で欠けてるものを感じた。映画的であろうとするが故に、映画的説得力を得ようとするばかりに見失っているもんを感じた。具体的にそれがなんであったのかはDVD見たときに見つけたいと思います。もしかしたら間違ってるかも。でもキューブリックは決してそれを逃さなかったように思えんねんな。基本的には監督めちゃ好きです。サントラも買いました。

束芋 インスタレーション

国立国際美術館で見ました。職人肌ですね。予想よりエロかった、真面目やった、本気やった。全部があったからPOPだと、大衆的だと思いました。何かがかけたら表現になり得ないですね。(偉そうですが)でもまだいける。まだまだいける。

また映像見たら書きます。

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