2009年10月29日木曜日

友情の映画

 変な映画だな。 
 
 グラントリノを見て思いました。あおりの構図も多かった。年寄りの威厳を出す為かな。

 なんにせよ友情の映画です。これはたぶん間違いない。前作チェンジリングは親の愛情の映画でしたね。どちらも、あいがちなテーマを表現するのに、ここまで過剰にならにゃならんかっていうくらい物語が過剰です。でも、現実の友情も親子の愛情もそれ以上に過剰なので、そういうのに嘘(映画)が拮抗するためには、ここまでせにゃならんのですよね。あとモン族とイーストウッドが仲良く画面に写ってるのはそれだけで平和ですね。全部わかっててやってるけど、これ見よがしに決してならない感じが、かっこいい。それはイーストウッドの中で矜持があるからですよ。

 いろいろ頑張ろ。

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