2010年3月22日月曜日

休日

 隣にかわいこちゃんが引っ越してきて、かわいい菓子折りくれました。ありがとう。俺引っ越してきたとき、そういうのなーんもやらなくて、偉いなーと思いました。かわいこちゃんやから、5割ましで思いました。

 そうそうパノラマ島奇譚という江戸川乱歩の小説読んでます。まだ冒頭やけど、島好きのM先生にはたまらん話かと思います。変な話だ、ほんと。あとこの小説はいくつかモチーフになった海外の小説があって、モチーフになっているってことを小説でうまい具合に発表しているのですね。狡いね、乱歩さん。ただどうやらその海外の小説に影響をうけた結果、それを踏まえつつとんでもない話になっていくような気がする。入れ子構造です。今風にいうとサンプリング芸術になるんかね。

 冒頭だけやからなんともやけど、ストーリーは、海外小説に影響を受けている主人公に、その小説のようなことが出来る状況が生まれ、自分がかねてからやりたかったこと(島をつくる)、つまり海外小説で描かれているようなことをやりはじめるっていう小説。
 
 海外小説の影響がこれから小説上で意識的に描かれるかどうかはわからんけど、冒頭よんで、これって今で言うところの(上手な)サンプリングの考え方に近いなと思ったので、ちょっとメモとして残しておきます。

 ナインもみたけど、とりあえず、ペネロペが凄すぎて、絶句した。あの人ほんまに女優の天才や。あとニコールキッドマンがこの世のものとは思えない美しさやった。とても細かいところやけど、ニコールキッドマが6歳ぐらいの男の子にキスをするとき、ニコール寸止めやねん。ちゃんと唇重ねてないねんな。信じられんくらい美しいけど、なんかお母さんの感覚やな、と思いました。これは女優を見る映画だと言い切って良いんじゃないでしょうか。

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