2010年11月21日日曜日

ヤノマミ

 金曜日は学生ちゃんたちとひっさびさに飲み。僕は学生とはあんまり飲まない。かといって飲まないと決めてるわけでもない。なんか楽しかったな。なんかいろいろ褒められた。有り難い。S先生も合流して3時まで。良い場所も見つけたし。

 学生にはこう妙に決断力のある人や、しっかりしてる人間のように思われる節があるのだけど、僕自身は真逆の人間だと思う。というかそういう部分を最近は努めて出さんようにしているのかな。教訓的な話をしてしまうこともあるし。でもまだまだ僕が教えをこいたい身分だし、未熟な人間である。実際、僕をよく知っている人間にはおわかりの通り。しかし、他の人が見た自分に中身があって行けばええのになと思っている。とまぁなんでこんなことを書くのかというと、今日見たドキュメンタリー「ヤノマミ」とディレクターの国分さんの話が凄かったからです。



 ドキュメンタリーってこんなことも出来るのかと思った、映像体験でした。このとんでもないドキュメンタリーをものにした国分さんの行動力や、堂々した気のようなものも、なんというか自分との違いに凹まされました。文化人類学的見地に立たないという、映像ディレクターとしても気概も見事。いや、自分はアイデアを生む才能というのは自分では多少あると思っているのですが、そんなアイデアがたとえ泉のように湧き出ても、行動し、力づくでアイデアをものにしなければ、形にならないし、価値にもならない。アイデアを形にする、強靭でありながらかろやかな足腰がいるんですわ。自分にはそれがね、かけてるもしくは無いなと思ってね。
 
 学生に話している教訓は実は自分が一番実現させなあかんことなんでしょうな。隣の部屋のお嬢ちゃんが、友人をつれだって大きな声でガールズトークをしているのも相まって、眠れん夜になってます。

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